ブラック企業に魅せられて

ブラック企業に魅せられて

就職活動をする上で企業を選ぶ基準は人によって異なるでしょう。
就職活動を通して、多くの大学生が大企業に入れば間違いないと考えているように感じました。
大企業には中小企業が持っていない福利厚生や職場環境が待っているのは、間違いないといっても過言ではないかもしれません。
残業時間の少なさや、ボーナスなどの給与も恐らく素晴らしいものだと思います。

そんな中僕はブラック企業と呼ばれる会社も視野に入れながら就職活動をしました。(内定を頂いた会社は結局ホワイトですが)
理由は後で述べるとして、まず僕がブラック企業に魅せられたエピソードを紹介します。

アルバイトはやや黒い出版社

僕は就職活動を始める前から、小さな出版社にお世話になっていました。
会社の規模は社員数は20名もいなかったし、オフィスもマンションみたいなところの小さな部屋を2つ借りているようなところでした。
設立は古く、長く続いていて良い会社だろうと思って面接を受けて、働き始めました。
いままで飲食店でのアルバイト経験しかなかった僕にとって、オフィスでの仕事はかなり新鮮なものでした。コーヒーは薄いけど飲み放題だし、PCも使えるし、当初はちゃんとした会社だと感じていた気がします。
ただ、働いていくうちに会社の塗りまくりの外装がの下地が見えてくるように...

ある日、安い商品を売っていて、且つ売れてないのに売り上げが高くなっているという疑問が生じました。(小さい企業の良いところはみんなが売り上げとかの数字を見れちゃうところですね)
これには単純だけど見えにくいトリックが隠されていました。

巧妙?なトリック

そのトリックとは、【自社で自社の商品を買うこと】です。
自社の商品を買えばランキングもメディアのランキングも上位に表示されますし、売り上げもかなり高く見せることができます。報告書にも売り上げの数字を偽装している訳じゃないから問題ない(笑)という...w
消費者にとって良くないことなのは間違いないですが、こんなセコイ方法が存在するなんて!!と謎にテンションが上がりました。笑
ちなみに、自社買い上げという行為は大手の出版社ではもしかしたら見られないのかも知れませんが、小さい会社ならどこでもやってます。(某アイドルグループは惜しげもなくやってますが...)

今日ではアプリなどメディアのランキングで露出を増やせる商品が増えているため、自社買い上げはかなり増えています。
聞いたこともないようなアプリがランキングで上位に入っているのは、自社で買い上げてランキングを操作しているからです。
無論、メディア側もそんな行為を黙って見ていません。
不正な買い上げ行為ができないように短時間に同じ商品の購入を出来ないようにしたり、同じアカウントで2回以上購入できないようにしたりと、対策は行われています。
広告PR費が少ない会社では、このようなメディア側の対策の網をくぐり抜けられるような施策を日々試行錯誤しているのです。
たとえば、最近だと同じIPアドレス(wifiの個別番号的な感じ)からのレビュー投稿や商品購入ができないようにされるようになってきたので、仮想デスクトップを使用してIPアドレスを取得したりしています。
いさぎ悪いようにも見えますが、仕方ないことなのです。
だってお金が無いんだもん。笑

ブラック企業で手に入るスキル

こんな感じで小さい企業はやってることがえげつないです。
ただ、身につくスキルとして、
・お金をかけないプロモーションスキル
・経営スキル
・大企業の人たちが知らない視点

などがあります。
もしも、自分を磨きたいと考えているのであれば、ブラック企業も捨てたもんじゃないですよ。

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